「美容医療を受けてみたい。でも、仕事を休まないといけないのかな」「ダウンタイムって、どれくらいなんだろう」。
そんな心配で、なかなか踏み出せない方は、とても多いと思います。とくに働いていると、「いつ受ければいいの?」「次の日、普通に出社できる?」と気になりますよね。
私は看護師として美容クリニックで働くなかで、お仕事とダウンタイムの両立に悩む方を、たくさん見てきました。今日は、美容医療のダウンタイムと仕事を、うまく両立させるコツを、看護師として正直にお伝えします。
そもそも「ダウンタイム」って何?
ダウンタイムとは、施術のあとに腫れ・赤み・内出血などが出て、それが落ち着くまでの期間のこと。
「回復にかかる時間」とイメージするとわかりやすいです。長さは施術によってさまざまで、ほとんど気にならないものから、1〜2週間ほどかかるものまで幅があります。
そして大事なのが、ダウンタイムには個人差があるということ。同じ施術でも、出方や長さは人によって違います。「友だちは平気だったのに、私は腫れた」ということも、めずらしくありません。
施術別・ダウンタイムの目安
よく受けられる施術の、ダウンタイムのおおまかな目安をまとめました。お仕事への影響を考える参考にしてください。
| 施術 | ダウンタイムの目安 | 仕事への影響 |
|---|---|---|
| ボトックス | ほぼなし〜数日(まれに内出血) | 当日から普段どおりのことが多い |
| ヒアルロン酸 | 数日(腫れ・内出血が出ることも) | メイクでカバーできる範囲が多い |
| ハイフ | ほぼなし〜数日(赤み・むくみ) | 当日から可能なことが多い |
| ダーマペン | 数日(赤み・かさつき) | 数日はメイクで調整 |
| シミ取りレーザー | 1〜2週間(かさぶたができる) | テープやメイクで隠す工夫が必要 |
| 糸リフト | 1〜2週間(腫れ・つっぱり感) | 数日は休めると安心 |
※あくまで一般的な目安です。施術の範囲・量・機種、そして体質によって変わります。くわしくは必ず医師に確認してください。
こうして見ると、「ダウンタイムが軽いもの」と「しっかり休みたいもの」があるのがわかりますね。これを知っておくだけで、お仕事との両立がぐっと考えやすくなります。
仕事と両立するための、受け方の工夫
① 受けるタイミングは「休みの前」に
いちばんのおすすめは、金曜の夜や、連休の前に受けること。腫れや赤みが出やすい最初の数日を、お休みの間に過ごせるので、安心して回復に専念できます。
逆に、大事なプレゼンやイベントの直前は避けましょう。「次の日が休み」という日を選ぶだけで、心の余裕がまったく違います。
② ダウンタイムの軽い施術から始める
「まず試してみたい」という方は、上の表でダウンタイムが軽めの施術から始めるのも一つの方法です。働きながらでも取り入れやすく、美容医療に慣れる第一歩になります。
そして、軽めの施術から始めることには、もう一つのメリットがあります。それは、注射などの施術で、自分が出血しやすい体質かどうかを知れること。
実は、同じ施術でも、出血のしやすさには個人差があります。もともとの体質によるものもありますが、自分では気づいていない「隠れ貧血」が関係していることもある、と言われています。出血しやすい方は内出血も出やすく、そのぶんダウンタイムが長引きがちです。
だからこそ、いきなり大きな施術に進むのではなく、小さな施術から段階を踏んで、自分の体質を確かめながら進めていくのがおすすめです。
看護師として、ひとつ。 カウンセリングのとき、「仕事を休めないので、ダウンタイムをできるだけ短くしたい」と、遠慮なく伝えてください。それを前提に、合う施術やタイミングを一緒に考えてくれる先生は、信頼できます。あなたの生活に寄り添ってくれるかどうかは、とても大切なポイントです。
ダウンタイムを、少しでも早く回復させるコツ
看護師として、回復を助けるためにお伝えしたいことがあります。むずかしいことではありません。
- こすらない・触らない:気になっても、患部はそっと。摩擦は回復のさまたげになります
- しっかり保湿する:肌の回復には、うるおいが欠かせません
- よく眠る:睡眠は、いちばんの回復薬です
- 施術後すぐの激しい運動・飲酒・長風呂は控える:血行が良くなりすぎると、腫れや内出血が強く出ることがあります
看護師として、ひとつ。 「早く治したい」と、自己流であれこれするより、クリニックの指示を守ることがいちばんの近道です。冷やしたほうがいいか、いつから運動していいかなど、施術ごとに正解は変わります。不安なときは、遠慮せずクリニックに相談してくださいね。
「まわりにバレたくない」あなたへ
「美容医療を受けたこと、できれば気づかれたくない」。その気持ち、よくわかります。
- 軽い赤みや内出血は、コンシーラーやファンデーションでカバーできることが多いです
- マスクや髪型で、自然に隠せる施術もあります
- そもそもダウンタイムの軽い施術を選べば、気づかれにくくなります
「いつ受けるか」と「どの施術にするか」を工夫すれば、働きながらでも、まわりに気づかれずに続けることは十分できます😊
まとめ
美容医療のダウンタイムは、施術によって大きく違います。だからこそ——
- 施術ごとのダウンタイムを知る
- 休みの前のタイミングで受ける
- 回復を助けるケアをする
この3つを意識すれば、仕事と美容医療は、ちゃんと両立できます。「忙しいから無理」とあきらめる前に、あなたの生活に合う受け方を、一緒に見つけていきましょう。
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※この記事は一般的な情報です。施術やダウンタイムの詳細は、必ず各医療機関にご確認ください。