「ちゃんとスキンケアしているのに、なんだか肌がさえない」。そんなとき、見直してほしいのが毎日の食事です。

肌は、わたしたちが食べたものから作られています。どんなに高い化粧品を使っても、材料となる栄養が足りていなければ、すこやかな肌は育ちにくいのです。今日は看護師として、肌にいい食べ物と栄養を、やさしく紹介します。

肌は「食べたもの」でできている

肌は、約1か月かけて生まれ変わります(ターンオーバー)。その新しい肌をつくる材料になるのが、毎日の食事からとる栄養です。

つまり、スキンケア(外側)と食事(内側)の両方がそろってはじめて、肌は本来の力を発揮できます。「きれいは、食事から」。これは、けっして大げさな話ではありません。

肌のためにとりたい栄養素と、食べ物

特に意識したい栄養素を、表にまとめました。

栄養素 肌へのはたらき 多く含む食べ物
タンパク質 肌そのものの材料になる 肉・魚・卵・大豆・乳製品
ビタミンA うるおい・キメを保つ レバー・うなぎ・にんじん・かぼちゃ
ビタミンC ハリ(コラーゲン)を支える・くすみ対策 パプリカ・ブロッコリー・キウイ・いちご
ビタミンE 血流を助け、めぐりを良く アーモンド・アボカド・植物油
血色・くすみに関わる 赤身肉・レバー・あさり・ほうれん草
亜鉛 肌の生まれ変わりを助ける 牡蠣・牛肉・ナッツ
オメガ3 うるおい・なめらかさをサポート さば・いわし・アマニ油

ポイントは、「これだけ食べればOK」という魔法の食材はないということ。いろいろな食材を、バランスよく組み合わせることが、いちばんの近道です。

腸を整えると、肌も整う

意外に思うかもしれませんが、腸の調子と肌は、深くつながっています。腸内環境が乱れると、肌荒れにつながることも少なくありません。

腸を整えるために、意識したいのがこの2つです。

  • 発酵食品:ヨーグルト・納豆・味噌・キムチなど
  • 食物繊維:野菜・きのこ・海藻・豆類

「肌の調子が悪いな」というときは、腸からのサインかもしれません。

おいしく続ける、食べ方のコツ

  • いろいろな色の食材を:赤・緑・黄など、彩り豊かだと栄養も自然にそろいます
  • 主食・主菜・副菜をそろえる:それだけで、栄養バランスがぐっと良くなります
  • 極端な食事制限は避ける:過度なダイエットは、肌の材料不足を招きます
  • 水分をこまめに:体のめぐりにも、肌のうるおいにも大切です

看護師として、ひとつ。 「肌にいいから」と、ひとつの食材ばかり食べる方をときどきお見かけします。でも、肌をつくるのは“チームワーク”。いろいろな栄養が力を合わせて、はじめて元気な肌になります。完璧を目指すより、「昨日より、ちょっとバランスよく」。それくらいの気持ちが、いちばん続きますよ。

まとめ

肌をきれいにする近道は、特別な食材ではなく、バランスのよい食事を、続けること

  • 肌の材料になるタンパク質をしっかり
  • ビタミン・ミネラルを、いろいろな食材から
  • 腸を整える発酵食品・食物繊維も忘れずに

外側からのスキンケアと、内側からの栄養。その両方で、あなたの肌を育てていきましょうね。


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※この記事は一般的な情報です。持病や食事制限がある方、肌の不調が続く方は、医療機関にご相談ください。