「鏡を見るたび、毛穴の開きが気になる」「いろいろ試したけど、よくならない」。

毛穴の悩みは、本当に多くの方が抱えています。実は私自身も、ケアの仕方を見直すまで、ずっと悩んでいました。

毛穴の開きは、原因に合ったケアをすれば、目立ちにくくしていくことができます。逆に、合わないケアを続けると、かえって悪化することも。今日は看護師として、毛穴の開きの原因と、正しいケア・NG習慣を、やさしくお伝えします。

毛穴が開く原因は、ひとつじゃない

「毛穴の開き」とまとめて言いますが、実は原因はさまざまです。原因が違えば、効くケアも変わります。まずは、自分がどのタイプかを知ることが、改善への近道です。

タイプ 主な原因 見た目の特徴
皮脂づまり毛穴 皮脂の過剰分泌・角栓 鼻まわりがザラつく・黒ずむ
乾燥毛穴 水分不足でキメが乱れる 頬に小さくポツポツ
たるみ毛穴 加齢によるハリ低下 縦長・しずく型に開く

アラフォー世代でとくに増えるのが、いちばん下のたるみ毛穴。頬の毛穴が縦に伸びて見えるなら、このタイプかもしれません。

毛穴の開きを改善する、正しいケア

① 洗いすぎず、やさしく洗う

毛穴の汚れを落とそうと、ゴシゴシ洗うのは逆効果。摩擦で肌が傷つき、乾燥して、かえって毛穴が目立ちます。たっぷりの泡で、なでるようにやさしく洗いましょう。

② しっかり保湿する

「毛穴=皮脂のせい」と思って保湿を控えるのは、実はおすすめできません。乾燥して肌のキメが乱れると、毛穴はかえって目立ちやすくなるからです。また、洗いすぎてうるおいを奪いすぎると、肌のバリアが乱れて、皮脂のバランスまでくずれてしまうこともあります。乾燥は毛穴の大敵。化粧水のあと、乳液やクリームで水分を閉じこめましょう。

③ 日焼け止めを習慣にする

紫外線は、肌のハリを支える土台を壊し、たるみ毛穴の原因になります。毛穴対策としても、日焼け止めは1年中の習慣に。

④ ビタミンC・レチノールを取り入れる

肌をすこやかに保つビタミンCや、ハリ・キメにアプローチするレチノールは、毛穴ケアの心強い味方です。ただしレチノールは、最初は赤みやかさつきが出ることもあるので、少量から様子を見て始めてください。

やりがちな「毛穴NG習慣」

良かれと思ってやっていることが、実は毛穴を悪化させていることも。心当たり、ありませんか?

  • 毛穴パックを頻繁に使う(必要な皮脂まで奪い、開きを助長)
  • 角栓を爪や指で押し出す(肌を傷つけ、炎症・色素沈着のもとに)
  • 「さっぱり」を求めて、保湿を省く
  • クレンジングや洗顔に時間をかけすぎる

看護師として、ひとつ。 毛穴を「なくそう」と頑張りすぎる方ほど、肌に負担をかけてしまっているのをよく見かけます。毛穴は誰にでもあるもの。「ゼロにする」より「目立ちにくく、すこやかに保つ」を目標にすると、肌も気持ちもラクになりますよ。

セルフケアで難しいときは、美容医療という選択も

セルフケアを続けても、とくにたるみ毛穴は、年齢とともに気になることがあります。

そんなときは、美容医療という選択肢もあります。肌のハリにアプローチする施術や、肌質を整える施術など、毛穴の種類に合わせた方法があります。ただし、効果や向き不向きは人それぞれ。受けるなら、信頼できるクリニックでよく相談してくださいね。

まとめ

毛穴の開きは、原因に合ったケアと、NG習慣をやめることで、少しずつ目立ちにくくしていけます。

特別な近道はありません。やさしく洗って、しっかり保湿して、紫外線を防ぐ——この基本の積み重ねが、いちばんの毛穴ケアです。あせらず、続けていきましょうね。


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※この記事は一般的な情報です。肌の状態が気になるときは、皮膚科などの医療機関にご相談ください。